去年のエイプリルフールにウソみたいに見切り発車スタートした当Blogですが、ふんにゃらほんにゃら早いモンで丸1年以上が経過しました。
PCで斜め読みしてくれている皆さん、いつもありがとうございます。携帯のパケット通信代を無駄遣いしてくれている皆さん、いつもありがとうございます。
書き込みが壊滅的に少なかろうが(スメールさん、いつもありがとうございます)、clubや宴席で「この前のBlogで書いてたアレさ〜」「ってか、早く更新しろ、ハゲ」的なお言葉を頂けるだけでボクは大満足です。いつも本当にありがとうございます。
その間、ボクは結婚と離婚、異動と転職を経験したわけですが、まぁ、もちろんウソですが、ふんにゃらほんにゃらしている内に、mixiでは「HIPHOP三昧」さんのマイミクさんが800人以上にもなっていらっしゃるようで、まるで自分のことのように喜んでおります(よく「mixiの『HIP HOP三昧』って、あれ32くんだよね?」と聞かれますが、実は違います。正体は不明、と言うか、ボクはノンタッチです)。
……ね、まったくね、そんだけの人がありがたくもマイミクさんに承認してくれているというのに、1年経って、今回の更新でようやく32回目ですよ。10日に一回以下のペースですよ。どんだけ筆が遅いんだってゆーね。チ○コで言えば、遅漏ですよ、遅漏。ある意味セックスレスですよ。そりゃ、さすがに女子も嫌がりますよ。もちろん早漏はもっと嫌がられまする候。
と、いつもの320%増しの下ネタ全開でスタートしてみましたが、今回は記念すべき第32回目の更新。
そもそもなぜボクが32と名乗っているのかと言うと、中高の男子校時代、友達の(以下略)
と言うわけで、記念すべき第32回目の更新です。文字Onlyでお送りします。
今日遊びに行った「KICKS LAB.」@SPACE EDGEでの心温まる話でも書こうかと思いましたが、夜のネット・パトロールを開始した瞬間にとんでもないニュースに出くわしたので、そちらに触れないわけにはいかなくなりました。
以下、まるっとコピペで失礼つかまつり早漏。
セカンドソロアルバム「The Renaissance」のリリースに期待が膨らむQ-Tipが、今年のRock The Bellツアーに登場、さらにA Tribe Called Quest(以下A.TC.Q.)としての再結成パフォーマンスも予定しているという。
Q-Tipは、EPMDの専属DJとして知られるDJ Scratchと生バンドを率いて、新作からの先行シングル"Work It Out"をはじめ、"Vivrant Thing"や"Breathe & Stop"などのヒット曲をセットリストに加えており、ショウの終盤にはA.T.C.Q.としてのステージが予定されているとのこと。
昨年、ヒップホップイベントとしては最高の興行収入をあげたRock The Bellツアー。今年も7月19日のシカゴを皮切りに、8月30日まで7週間にわたり、カナダ2都市を含む北米主要10都市を巡るほか、ヨーロッパ4都市、さらに日本公演も予定されている模様。
A.T.C.Q.のほか、Pharcyde、Nas、De La Soul、Rakim、Ghostface、Raekwon、Mos Def、Method Man、Redman、Murs、Immortal Technique、Dead Prez、Kidz In The Hallなどの超強力ラインナップに加え、次世代を担うJay Electronica、Kid Sister、Spank Rockなどの注目アーティストも参加、ホスト役はCypress HillのB-RealとSupernaturalが務めるとのこと。
このニュースの第3段落目97ページ、あ、間違えた、第3段落の一番最後の箇所をもう一度繰り返しましょう。
「さらに日本公演も予定されている模様」
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
平日ど真ん中だろうが、東京近郊じゃなかろうが、チケット代が5万円だろうが、実現するのならば320%イきます。マジでお願いしますお願いしますお願いします……。
そんな願いを込め、本日の懐かShitは、ボクのHIP HOPランキングの中で14年間(曲自体は92年ですが、ボクが初めて聞いたのは15歳の頃なので)に渡って不動の1位に君臨し続けるこの曲を……Here We GO!
⇒ A Tribe Called Quest feat. Leaders Of The New School / "Scenario"
PS
なお、「ってか、そんだけ言ってんなら、この前nutsに来てたAli Shaheedも当然見にイったよな?」の質問に関しては、ノーコメントでお願いします。
Ali Shaheedさん、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……。
2008年04月28日
2008年04月23日
#31 Blue NoteよりはRun-D.M.C.、でもD.M.C.よりもBlue Note。
全国3200万人のHipでHopな紳士淑女の皆様、約一ヶ月ぶりにこんばんび♪
……って、毎月のように書いている気がしますが、先日、Clubで"ブッダの休日"をサクリと流していたイルなDJの方から「あの、ボク、3200万人の一人です。更新待ってます」と大変ありがたくも温かいお言葉を頂戴したので、そのお気持ちにお答えすべく、ボクもサクリと更新をしちゃいます。
しかし、D.M.C.の勢いはすごいですね。いよいよ夏に映画化ですって。
映画化と言えば、1997年3月9日に銃撃により命を落とした故Notorious B.I.G.の自伝的映画『NOTORIOUS』の製作が先ごろ発表され、BiggieことChristopher Wallace(クリストファー・ウォレス)役に、同郷ブルックリン出身のRapperであるGRAVYことJamal Woolard(ジャマール・ウーラード)が起用されることが分かりましたが、DMCの方は、主役の3人を誰が演じるんでしょうね?

(左がGRAVYで右がBiggie。どうでしょう?)
そうだなぁ、個人的にはJam Master Jay役は……って、え?主演は松山ケンイチなの?あ、クラウザーU世?Run-D.M.Cじゃなくて、『デトロイト・メタル・シティ』の方?
……や、やだなぁ、もちろん分かってますよ。「ヤングアニマル」っしょ?『ベルセルク』は神漫画だし、『ふたりエッチ』はエロ漫画の金字塔じゃないですか。
ま、実写版『ピューと吹く!ジャガー』の要潤というキャスティングにもクリビツでしたが、松山ケンイチも、『デスノート』のLのイメージを払拭させるほどにブッ飛んで欲しいもんですね。
そんな"ブッダの休日"を聴いた休日、音も達から「ってかさ、32君のBlogってさ、話題があっちこっち行ったりするよね。いやー、Mix Blogだね。ぶっこみ多いけど」と、大変ありがたくも温かいお言葉を頂戴したので、今回もまた、全く役に立たない枕話からMixさせて頂きましたが、D.M.C.話の続きでD.M.C.話です。Run-D.M.C.の方ね。というより、J.M.J.ね。
去年の12月にも当「HIP HOP三昧」の中でadidas×J.M.J.に触れましたが(詳しくは、拙稿「# 21 J.M.J.」をご参照下さい)、またまたadidas×J.M.J.が登場します。それがこちら。

●adidas SUPERSTAR "JAM MASTER JAY"
アッパーにはブラックパテントを採用。サイドには故・J.M.J.のグラフィック(を見せるためにクリア素材のスリーライン)、ヒールサイドには JAM (JUSTICE・ARTS・MUSIC) のロゴがそれぞれ刺繍(!)で描かれています。

一部並行輸入店舗では既に入荷済で、1万円台後半で取引されているようですが、adidas Originalでの国内正規発売は4月25日、定価10500円(税込み)となっておりますので、前回のBROUGHAM&ULTRASTARを買い逃した方も、一連のシリーズを集めている方も、是非ともゲトっちゃって下さい♪
さて、このJ.M.J.モデル。実は、世界の音楽発祥の地とその地を代表するコアなレーベルを称えインスパイアされたadidasのコレクション「SOUNDS OF THE CITY COLLECTION」の4月Ver.なのですが、3月はMotown、その前はBlue Noteでした((スニーカー以外にアパレルも同時リリース)。


もちろん、トレフォイル(adidasの三つ葉マーク)は好物ですし、デザイン云々ではなく、NikeのSWASHやVUITTONのLVロゴがあれば無条件に好きだと言う美的センスの無いボクがいうのもオコガマシイのですが……この二つには全く食指が動かなかったなぁ(汗)。すごく意義のあるコレクションだとは思うけども、あんまりBlue Noteとadidasのイメージは合わないような。
それよりも、見かけた瞬間に食指がウニョウニョと、さながら「寄生獣」のミギーのように右手が棚にビヨーンと伸びたブツがありました。それがこれ。

●V.A.「DROPPIN’ SCIENCE:GREATEST SAMPLES FROM THE BLUE NOTE LAB」
タイトルが全てを物語っていると言っても過言じゃありませんが、お馴染みBlue Note音源の中から、Hip HopのSamplingソースとして使われた曲の数々をコンパイル。
ちょっと前にBlue Note音源がダダーッとCDで再発されまくりましたが、原盤ではなかなか手に入りにくいLP Only収録曲の数々が収録されております。
で、具体的な収録曲は以下の通り。その曲のオリジナル収録Albumタイトルと録音年、ネタとして使用された有名所を併記して列挙してみましょう。
Side A
1. Lou Donaldson / "It's Your Thing"(「Hot Dog」・1969年)
⇒Brand Nubian / "Pump Jumo Up to Get Beat Down"
De La Soul / "Bitties in the BK Lounge"
2. Ronnie Foster / "Mystic Brew"(「Two-Headed Freap」・1972年)
⇒A.T.C.Q. / "Elecric Relaxation"
3. Donald Byrd / "Think Twice"(「Stepping Into Tomorrow」・1974年)
⇒Main Source / "Looking At The Front Door"
Side B
1. David McCllum / "The Edge"(※Capital音源「A Bit More Of Me」・1968年)
⇒Dr. Dre / "Next Episode"
2. Brother Jack McDuff / "Oblighetto"(「Moon Rappin'」・1969年)
⇒A.T.C.Q. / "Scenario"
3. Joe Williams / "Get out of My Life, Woman" (※Solid State音源「Presenting Jow Williams & Thad Jones/Mel Lewis Orchestra」・1966年)
⇒Kool G Rap / "Ill Street Blues"
4. Grant Green / "Down Here on the Ground" (「Alive!」・1970年)
⇒A.T.C.Q. / "Vibes & Stuff"
Side C
1. Lonnie Smith / "Spinnin' Wheel"(「Drives」・1970年)
⇒A.T.C.Q. / "Can I Kick It?"
2. Jeremy Steig / "Howling for Judy" (※Solid State音源「Legwork」・1966年)
⇒Beastie Boys / "Get It Together"
3. Lou Donaldson / "Who's Makin' Love (To Your Old Lady)”(Side A-1と同じ)
⇒Notorious B.I.G. / "One More Chance(remix)"
M.J.B. / "Everyday It Rains"
Side D
1. Ronnie Laws / "Tidal Wave" (「Pressure Sensitive」・1975年)
⇒Black Moon / "Who Got the Props"
2. Monk Higgins / "Little Green Apples" (※Solid State音源「Extra Soul Perception」・1969年 ※Solid State音源)
⇒Gangstarr / "Code of the Street"
3. Donald Byrd / "Wind Parade" (「Places and Sapces」・1975年)
⇒Black Moon / "Buck 'Em Down"
デジタル音源を駆使するDJ諸氏には関係ないのかもしれませんが(そんなことないか)、せっかく手に入れた貴重な原盤を使うのは傷つけそうで怖い!というアナログユーザーにとってはなんともありがたいブツですね。ってか、やっぱりと言うかA.T.C.Q.絡みが多いな……。
本作品はCDもリリースされてますが、上のTrack Listで言うとSide A〜Cの10曲目までの収録なので、Side Dの3曲を追加し全13曲となった2LPをお薦めします。ただ、2ヶ月ぐらい前にリリースされて既に品切れも多いっぽい&値段がそこそこするのでご注意を……。
なお、このコンピの詳細や、各楽曲の視聴はこちらの公式サイトにて(PC Only)。
⇒ DROPPIN’ SCIENCE:GREATEST SAMPLES FROM THE BLUE NOTE LAB
PS
そうそう。Adidasと言えば、最近、「www.祝-celebrate-originality.com」ってデカデカと書いてある街頭広告をよく見かけません?
なんのこっちゃって思った方は、その看板に張り付いている、QRコードがデザインされたTake Freeのちっちゃなピンバッヂを持ち帰ってアクセスしてみましょう。
Too Shy Shy Boy(sampling from 観月ありさ)なボクは、とりあえず、Mix CDのジャケでやってみましたが、皆さんは是非ご自身の顔写真で試してみてください。

Let's「祝写メ」!
……って、毎月のように書いている気がしますが、先日、Clubで"ブッダの休日"をサクリと流していたイルなDJの方から「あの、ボク、3200万人の一人です。更新待ってます」と大変ありがたくも温かいお言葉を頂戴したので、そのお気持ちにお答えすべく、ボクもサクリと更新をしちゃいます。
しかし、D.M.C.の勢いはすごいですね。いよいよ夏に映画化ですって。
映画化と言えば、1997年3月9日に銃撃により命を落とした故Notorious B.I.G.の自伝的映画『NOTORIOUS』の製作が先ごろ発表され、BiggieことChristopher Wallace(クリストファー・ウォレス)役に、同郷ブルックリン出身のRapperであるGRAVYことJamal Woolard(ジャマール・ウーラード)が起用されることが分かりましたが、DMCの方は、主役の3人を誰が演じるんでしょうね?
(左がGRAVYで右がBiggie。どうでしょう?)
そうだなぁ、個人的にはJam Master Jay役は……って、え?主演は松山ケンイチなの?あ、クラウザーU世?Run-D.M.Cじゃなくて、『デトロイト・メタル・シティ』の方?
……や、やだなぁ、もちろん分かってますよ。「ヤングアニマル」っしょ?『ベルセルク』は神漫画だし、『ふたりエッチ』はエロ漫画の金字塔じゃないですか。
ま、実写版『ピューと吹く!ジャガー』の要潤というキャスティングにもクリビツでしたが、松山ケンイチも、『デスノート』のLのイメージを払拭させるほどにブッ飛んで欲しいもんですね。
そんな"ブッダの休日"を聴いた休日、音も達から「ってかさ、32君のBlogってさ、話題があっちこっち行ったりするよね。いやー、Mix Blogだね。ぶっこみ多いけど」と、大変ありがたくも温かいお言葉を頂戴したので、今回もまた、全く役に立たない枕話からMixさせて頂きましたが、D.M.C.話の続きでD.M.C.話です。Run-D.M.C.の方ね。というより、J.M.J.ね。
去年の12月にも当「HIP HOP三昧」の中でadidas×J.M.J.に触れましたが(詳しくは、拙稿「# 21 J.M.J.」をご参照下さい)、またまたadidas×J.M.J.が登場します。それがこちら。
●adidas SUPERSTAR "JAM MASTER JAY"
アッパーにはブラックパテントを採用。サイドには故・J.M.J.のグラフィック(を見せるためにクリア素材のスリーライン)、ヒールサイドには JAM (JUSTICE・ARTS・MUSIC) のロゴがそれぞれ刺繍(!)で描かれています。
一部並行輸入店舗では既に入荷済で、1万円台後半で取引されているようですが、adidas Originalでの国内正規発売は4月25日、定価10500円(税込み)となっておりますので、前回のBROUGHAM&ULTRASTARを買い逃した方も、一連のシリーズを集めている方も、是非ともゲトっちゃって下さい♪
さて、このJ.M.J.モデル。実は、世界の音楽発祥の地とその地を代表するコアなレーベルを称えインスパイアされたadidasのコレクション「SOUNDS OF THE CITY COLLECTION」の4月Ver.なのですが、3月はMotown、その前はBlue Noteでした((スニーカー以外にアパレルも同時リリース)。
もちろん、トレフォイル(adidasの三つ葉マーク)は好物ですし、デザイン云々ではなく、NikeのSWASHやVUITTONのLVロゴがあれば無条件に好きだと言う美的センスの無いボクがいうのもオコガマシイのですが……この二つには全く食指が動かなかったなぁ(汗)。すごく意義のあるコレクションだとは思うけども、あんまりBlue Noteとadidasのイメージは合わないような。
それよりも、見かけた瞬間に食指がウニョウニョと、さながら「寄生獣」のミギーのように右手が棚にビヨーンと伸びたブツがありました。それがこれ。
●V.A.「DROPPIN’ SCIENCE:GREATEST SAMPLES FROM THE BLUE NOTE LAB」
タイトルが全てを物語っていると言っても過言じゃありませんが、お馴染みBlue Note音源の中から、Hip HopのSamplingソースとして使われた曲の数々をコンパイル。
ちょっと前にBlue Note音源がダダーッとCDで再発されまくりましたが、原盤ではなかなか手に入りにくいLP Only収録曲の数々が収録されております。
で、具体的な収録曲は以下の通り。その曲のオリジナル収録Albumタイトルと録音年、ネタとして使用された有名所を併記して列挙してみましょう。
Side A
1. Lou Donaldson / "It's Your Thing"(「Hot Dog」・1969年)
⇒Brand Nubian / "Pump Jumo Up to Get Beat Down"
De La Soul / "Bitties in the BK Lounge"
2. Ronnie Foster / "Mystic Brew"(「Two-Headed Freap」・1972年)
⇒A.T.C.Q. / "Elecric Relaxation"
3. Donald Byrd / "Think Twice"(「Stepping Into Tomorrow」・1974年)
⇒Main Source / "Looking At The Front Door"
Side B
1. David McCllum / "The Edge"(※Capital音源「A Bit More Of Me」・1968年)
⇒Dr. Dre / "Next Episode"
2. Brother Jack McDuff / "Oblighetto"(「Moon Rappin'」・1969年)
⇒A.T.C.Q. / "Scenario"
3. Joe Williams / "Get out of My Life, Woman" (※Solid State音源「Presenting Jow Williams & Thad Jones/Mel Lewis Orchestra」・1966年)
⇒Kool G Rap / "Ill Street Blues"
4. Grant Green / "Down Here on the Ground" (「Alive!」・1970年)
⇒A.T.C.Q. / "Vibes & Stuff"
Side C
1. Lonnie Smith / "Spinnin' Wheel"(「Drives」・1970年)
⇒A.T.C.Q. / "Can I Kick It?"
2. Jeremy Steig / "Howling for Judy" (※Solid State音源「Legwork」・1966年)
⇒Beastie Boys / "Get It Together"
3. Lou Donaldson / "Who's Makin' Love (To Your Old Lady)”(Side A-1と同じ)
⇒Notorious B.I.G. / "One More Chance(remix)"
M.J.B. / "Everyday It Rains"
Side D
1. Ronnie Laws / "Tidal Wave" (「Pressure Sensitive」・1975年)
⇒Black Moon / "Who Got the Props"
2. Monk Higgins / "Little Green Apples" (※Solid State音源「Extra Soul Perception」・1969年 ※Solid State音源)
⇒Gangstarr / "Code of the Street"
3. Donald Byrd / "Wind Parade" (「Places and Sapces」・1975年)
⇒Black Moon / "Buck 'Em Down"
デジタル音源を駆使するDJ諸氏には関係ないのかもしれませんが(そんなことないか)、せっかく手に入れた貴重な原盤を使うのは傷つけそうで怖い!というアナログユーザーにとってはなんともありがたいブツですね。ってか、やっぱりと言うかA.T.C.Q.絡みが多いな……。
本作品はCDもリリースされてますが、上のTrack Listで言うとSide A〜Cの10曲目までの収録なので、Side Dの3曲を追加し全13曲となった2LPをお薦めします。ただ、2ヶ月ぐらい前にリリースされて既に品切れも多いっぽい&値段がそこそこするのでご注意を……。
なお、このコンピの詳細や、各楽曲の視聴はこちらの公式サイトにて(PC Only)。
⇒ DROPPIN’ SCIENCE:GREATEST SAMPLES FROM THE BLUE NOTE LAB
PS
そうそう。Adidasと言えば、最近、「www.祝-celebrate-originality.com」ってデカデカと書いてある街頭広告をよく見かけません?
なんのこっちゃって思った方は、その看板に張り付いている、QRコードがデザインされたTake Freeのちっちゃなピンバッヂを持ち帰ってアクセスしてみましょう。
Too Shy Shy Boy(sampling from 観月ありさ)なボクは、とりあえず、Mix CDのジャケでやってみましたが、皆さんは是非ご自身の顔写真で試してみてください。
Let's「祝写メ」!
2008年03月21日
#30 I はぁと ほにゃらら
Five Hundred Twenty-Five Thousand Six Hundred Minutes――1年、365日、8760時間、525600分。
人妻になっても愛してやまないI Love サエコ様の旦那 a.k.a. ダルビほにゃらら投手が見事に開幕完封勝利を飾りスタートしたプロ野球の今シーズン。シーズンと言えば、早くも1年の4分の1が終わろうとするこの季節は、卒業シーズンでもあります。蟹江はCollage Dropoutだったわけですが、街には凛とした袴姿の女性が目立ちますね。
全国3200万人のHipでHopな紳士淑女の皆様の中にも、春からの新シーズンに胸を膨らませている方がいらっしゃるかと思いますが、花粉症や理不尽な社会のシステムに負けじと、新たなHipでHopな生活をお迎え下さいませ。
Five Hundred Twenty-Five Thousand Six Hundred Minutes――1年、365日、8760時間、525600分。
⇒ "Seasons Of Love" from『RENT』(Video Clip)
このシーズン、ボクの頭の中に内臓されたiPod(0.32KB)では、ユーミンの"春よ来い"と映画『Rent』の挿入歌として名高い"Seasons Of Love"が蛇ロテなのですが、House Ver.に生まれ変わったこっちの"Seasons Of Love(Original Broadway Mix)"も大好きです。I Love。

ま、I Love N.Y.っつったって、ボクはN.Y.に行ったことは一度もないエセB-Boyですけどね。
しかし、そんなN.Y.への憧れを身をもって証明すべく、最近では、BBPからリリースされているTシャツやらグッズやらをディギンする作業に勤しんでます。I Funk。

ま、I Funk N.Y.っつったって、ボクはFunkよりもFuckが好きなエロB-Boyですけどね。

※BBPはN.Y.はBronxにて立ち上げられたクリエーティブ・エージェンシー。映像制作、音楽制作、デザイン、アニメーションなどのフィールドで活躍するアーティスト集団。2004年にBRONX CLOTHING SYNDICATEをたち上げ、2006年度からは本格的にN.Y.を中心にブランド展開。
そんなエセでエロなボクですが、自信をもって好きだ、いや、むしろ愛していると声を大にして言えることはあるんです!
……I Love Samling!

"天空の城ラピュタRemixs"をかわきりに、最近では季節感バッチリの"卒業写真"(ユーミンね)や"さくら さくら"(童謡ね)と言った日本人にとって馴染みの深い楽曲をBreakbeats風味で調理した一連の7inchをリリースしている人と言えばDJ Sly。

そのSly氏も所属するA-Drive Companyから1週間ほど前に発売されたばかりのSampling辞書がこちらであります。
1月18日更新の「#26 Sampling Love」では、「THE SAMPLING DICTIONARY」を紹介させて頂きましたが、あちらが17000タイトルを扱うならば、こちらは18000タイトルを網羅。
まぁ、その1000の差の詳細までは流石に全部を見比べてないのでなんとも言えませんが、こちらの「I Love Sampling」の最大の特徴と言えば、日本人Artistの楽曲までをも扱っていることでしょうね。
大ネタ女王(ボクの中では褒め言葉ですので悪しからず)の加藤ミリヤや我らがスチャダラパー、ギドラ、ライムスはもちろんのこと、懐かしのいとうせいこう、かせきさいだぁ、脱線3、四街道ネイチャー辺りから、韻踏合組合やトリカブト、果てはDJ KAZAHAYAまでにも言及してるんですから!
270ページで2940円税込み。シャレオツな表紙も含め、I Loveです。

ちなみに、「THE SAMPLING DICTIONARY」の逆引き版にあたる「THE RE:SAMPLING DICTIONARY」も4月上旬に発売予定なので、こちらもお見逃し無く!
人妻になっても愛してやまないI Love サエコ様の旦那 a.k.a. ダルビほにゃらら投手が見事に開幕完封勝利を飾りスタートしたプロ野球の今シーズン。シーズンと言えば、早くも1年の4分の1が終わろうとするこの季節は、卒業シーズンでもあります。蟹江はCollage Dropoutだったわけですが、街には凛とした袴姿の女性が目立ちますね。
全国3200万人のHipでHopな紳士淑女の皆様の中にも、春からの新シーズンに胸を膨らませている方がいらっしゃるかと思いますが、花粉症や理不尽な社会のシステムに負けじと、新たなHipでHopな生活をお迎え下さいませ。
Five Hundred Twenty-Five Thousand Six Hundred Minutes――1年、365日、8760時間、525600分。
⇒ "Seasons Of Love" from『RENT』(Video Clip)
このシーズン、ボクの頭の中に内臓されたiPod(0.32KB)では、ユーミンの"春よ来い"と映画『Rent』の挿入歌として名高い"Seasons Of Love"が蛇ロテなのですが、House Ver.に生まれ変わったこっちの"Seasons Of Love(Original Broadway Mix)"も大好きです。I Love。

ま、I Love N.Y.っつったって、ボクはN.Y.に行ったことは一度もないエセB-Boyですけどね。
しかし、そんなN.Y.への憧れを身をもって証明すべく、最近では、BBPからリリースされているTシャツやらグッズやらをディギンする作業に勤しんでます。I Funk。
ま、I Funk N.Y.っつったって、ボクはFunkよりもFuckが好きなエロB-Boyですけどね。
※BBPはN.Y.はBronxにて立ち上げられたクリエーティブ・エージェンシー。映像制作、音楽制作、デザイン、アニメーションなどのフィールドで活躍するアーティスト集団。2004年にBRONX CLOTHING SYNDICATEをたち上げ、2006年度からは本格的にN.Y.を中心にブランド展開。
そんなエセでエロなボクですが、自信をもって好きだ、いや、むしろ愛していると声を大にして言えることはあるんです!
……I Love Samling!
"天空の城ラピュタRemixs"をかわきりに、最近では季節感バッチリの"卒業写真"(ユーミンね)や"さくら さくら"(童謡ね)と言った日本人にとって馴染みの深い楽曲をBreakbeats風味で調理した一連の7inchをリリースしている人と言えばDJ Sly。

そのSly氏も所属するA-Drive Companyから1週間ほど前に発売されたばかりのSampling辞書がこちらであります。
1月18日更新の「#26 Sampling Love」では、「THE SAMPLING DICTIONARY」を紹介させて頂きましたが、あちらが17000タイトルを扱うならば、こちらは18000タイトルを網羅。
まぁ、その1000の差の詳細までは流石に全部を見比べてないのでなんとも言えませんが、こちらの「I Love Sampling」の最大の特徴と言えば、日本人Artistの楽曲までをも扱っていることでしょうね。
大ネタ女王(ボクの中では褒め言葉ですので悪しからず)の加藤ミリヤや我らがスチャダラパー、ギドラ、ライムスはもちろんのこと、懐かしのいとうせいこう、かせきさいだぁ、脱線3、四街道ネイチャー辺りから、韻踏合組合やトリカブト、果てはDJ KAZAHAYAまでにも言及してるんですから!
270ページで2940円税込み。シャレオツな表紙も含め、I Loveです。
ちなみに、「THE SAMPLING DICTIONARY」の逆引き版にあたる「THE RE:SAMPLING DICTIONARY」も4月上旬に発売予定なので、こちらもお見逃し無く!
2008年03月10日
#29 Japanese Gangster
すっかり春の足音が聞こえてきそうな今日この頃、iPodでお気に入りの音楽を聴きながら、公園で読書でもかましたいですよね。まぁ、iPodを一度も使ったことがないボクのお供はSony Sportsのウォークマン feat. DJ KIYO「Unstoppable」ですが。
そんな春の読書の際にお薦めの一冊がこちら……

……そう!ANARCHY氏の自伝エッセイ「痛みの作文」(ポプラ社・1365円税込み)!!
まず何より、児童文学を中心とした出版社であるポプラ社から発行ってのがやヴァいのですが(担当編集者も企画をOKした人もやヴぁい)、内容もすこぶるやヴぁいです。
この本の主人公・キタオカケンタは、古都京都の南端にある巨大な市営住宅出身。小学校低学年の頃、両親が離婚し、「ロックか?ロックじゃないか?」をすべての判断基準とするオトンの元で育つ。小学生の時から金髪で、当時のあだ名は"金髪ケンタ"。
父親を通し、アメ車、ロックンロールなどアメリカン・ポップカルチャーの影響をもろに受け、また、漫画『スラムダンク』との出会いをきっかけに、小学校高学年からバスケットボールにのめり込む。この頃には、友達と鍵付きのまま停めてあるバイクを探す"冒険"を連夜繰り広げたりと、とにかくヤンチャだった。
中学校では、バスケットボール部のキャプテンを務めつつ、遊びやケンカに明け暮れる日々。授業を受けた記憶がまったくない。中学3年のある日、父親がカラダ中に刺青を入れ、突如彫り師になって帰宅するというハプニングが。
この年、15歳でラッパーとしての活動を開始。クラブで会ったジェシーと"サムライ"というユニットを結成、地元京都でのライブ活動が注目を集める……が、のっぴきならない事態が勃発し、16歳で地元の伝統ある暴走族を突如復活させ、総長となる。
暴走族を1年続け、引退を控えた時期に、宇治川のほとりで起きた大規模なケンカが問題となり、それまでの余罪も問われて逮捕される。罪状のひとつは、日本で3例目という「決闘罪」だった。
逮捕の直前に、敵対した暴走族のメンバーまでをも含んだ"ANARCHY"というチームを結成するが、18歳の1年間を少年院で送ることになる。ここで、ヒップホップで"上"に行くことをあらためて決意。出院後、チーム"ANARCHY"を解散して、自ら「アナーキー」と名乗るようになった。
2000年には、ジェシーのほか、中学校で出会ったアキオ、隣の中学のトンコとダイキの5人と共に"RUFF NECK"を結成。現在も関わった人間のすべてを巻き込み、"RUFF NECK"の仲間たちとともに荒れたヒップホップ・ロードを疾走中。
……帯に「全員かましたる」とありますが、少なくともボクはガンガンかまされました。
読後@AM2:30、思わず音も達に電話し「Hip Hopとは何か?自分らがこれから為すべきHip Hop的な動きは何か?」と2時間ばかり一方的に語り討論しました feat. BGMはもちろん"Growth"。うん、はた迷惑ですね、ボク……。
でも、それぐらい熱く何かを感じずにはいられない魂のライフストーリーが綴られているのです。ANARCHYファンの方はもちろん、そうじゃない方にも自信を持ってお薦めします(ポプラ社のHPには在庫なしとなってますが、Amazonには若干数の在庫があるようなのでLet'sクリっ!)。
さて、そんなJapanese Gangsterメンタリティ(広義)に触れ、前回の更新では、映画『American Gangster』に関してワケの分からないことを書いたボクですが、絶対にスルーするわけにはいかないブツに出会ったからさぁ大変……そう!

Japanese Gangster!
察しの良い方はタイトルから想像付くかもしれませんが、こちらは、Jay-Z"American Gangster"を和物ネタで調理した驚愕の企画。
Jay-Zと言えば、「Black Album」リリース時にアカペラAlbumも公式リリースし、そのアカペラが用いられたマッシュアップ作品(この頃ですかね、"マッシュアップ"って言葉がHip Hop的に浸透したのって)が次から次に産まれたのも記憶に新しいですよね。例えば……

DJ Dangermouseによる曰く因縁付きまくりの問題作、The Beatlesの「The White Album」とのマッシュアップ、黒と白で「The Gary Album」。

Cheap Cologne は、Metallicaの「Black Album」を用い、2倍黒いってことで「The Double Black Album」。

A Touch Of JazzクルーのKev Brownの手にかかれば、黒から茶色に「The Brown Album」

Pete Rockのは、アフロのJay-Zジャケにすれば良かったですね。
で、今回の「American Gangster」においても、やはりアカペラAlbumがリリースされ、既に世界中のトラックメイカーによる独自の「American Gangster」が、公式・非公式を問わず数多く発表されているわけですが、この"Japanese Gnagster"は随分前から色々な所で話題になってましたね。
数々のMix DVD/CDでもお馴染み、NY在住の日本人DJ・DJ SOULJAH氏と、DJ MUROのエンジニアとしても辣腕を振るう東京在住のSUI氏から成る新鋭Producerチーム=CUT CREATOR$がTrack制作を手掛けるA-1"Japanese Gangster"も疾走感溢れるファンキー・ナンバーで◎ですが、A-3に収録されたDJ XXXLことMURO氏のRemixも同ベクトルながら一層スリリングな感じで◎。
また、切なげなピアノの上ネタで迫るカップリング収録の"Japanese Dreamin"に至っては、フックに「熱いリズムで〜夜に抱かれて〜♪」と歌われる日本語歌謡(なのか?いや、新録?……不明です)を挟み込むJapan Representっぷり。全く違和感ないからスゴイです。
限定12inchは7日の金曜日に発売されたばかりですが、Manhattan Recordsでは既に売り切れでした。9日現在、Disk Unionでは店頭に若干の在庫を発見しましたので、気になった方はお店にBダッシュで!
PS
そもそも今回の"Japanese Gangster"は、PRIMECUTS Presents「JAY-Z JAPANESE GANGSTER」というMix CD(のPro.はCUT CREATOR$で、Co-Pro.にMURO)に収録されていた楽曲なのですが、このMix CD自体がかなり面白いのでお薦めであります。

K-Def(懐っ!)による"Sweet"や、Green Lantern手掛ける"Blue Magic"、先に自身名義での「The Remix Album American Gangster」もリリースしているTRAMP氏の同作にも収録されている"Roc Boys"等……様々なDJ/トラックメイカーによるそれぞれの「American Gangster」が全15曲収録されてるんです。もちろん、DJ SOULJAH氏も「American Gangster」収録曲で使われたネタの数々をMegamix風に調理した"The Samples"で登場。素敵です。

なお、TRAMP氏に関しては、去年末、Explosionの方でもInterview記事が取り上げられてますので、今一度のご拝読を。
PS2
で、"Japanese Gangster"も"Japanese Dreamin"も収録された、そのままズバリなAlbum「Japanese Gangster」もアナログと同時リリースされました。

Youtubeでtrailerを発見しましたので、PCからご覧になっている方は是非!
⇒Jay-Z×CUT CREATOR$×MURO「JAPANESE GANGSTER」(trailer)
なお、DJ XXXL RemixはCDではこちらが初の御目見えとなるので、ご注意を!
PS3(超個人的連絡)
DJ SOULJAHと言えば、5年ぐらいまえに買って死ぬほど聴いたMix CDがあるのですが……えぇっと、部屋のどこを探しても、車の中を漁りまくっても、どこにもありません……。

なんとなく誰かに貸した記憶があるのですが、このジャケにピンと来た方(って言うか近しいラインしか考えられねーじゃんw)はご一報下さい。もう、ずっと探してます……。
そんな春の読書の際にお薦めの一冊がこちら……
……そう!ANARCHY氏の自伝エッセイ「痛みの作文」(ポプラ社・1365円税込み)!!
まず何より、児童文学を中心とした出版社であるポプラ社から発行ってのがやヴァいのですが(担当編集者も企画をOKした人もやヴぁい)、内容もすこぶるやヴぁいです。
この本の主人公・キタオカケンタは、古都京都の南端にある巨大な市営住宅出身。小学校低学年の頃、両親が離婚し、「ロックか?ロックじゃないか?」をすべての判断基準とするオトンの元で育つ。小学生の時から金髪で、当時のあだ名は"金髪ケンタ"。
父親を通し、アメ車、ロックンロールなどアメリカン・ポップカルチャーの影響をもろに受け、また、漫画『スラムダンク』との出会いをきっかけに、小学校高学年からバスケットボールにのめり込む。この頃には、友達と鍵付きのまま停めてあるバイクを探す"冒険"を連夜繰り広げたりと、とにかくヤンチャだった。
中学校では、バスケットボール部のキャプテンを務めつつ、遊びやケンカに明け暮れる日々。授業を受けた記憶がまったくない。中学3年のある日、父親がカラダ中に刺青を入れ、突如彫り師になって帰宅するというハプニングが。
この年、15歳でラッパーとしての活動を開始。クラブで会ったジェシーと"サムライ"というユニットを結成、地元京都でのライブ活動が注目を集める……が、のっぴきならない事態が勃発し、16歳で地元の伝統ある暴走族を突如復活させ、総長となる。
暴走族を1年続け、引退を控えた時期に、宇治川のほとりで起きた大規模なケンカが問題となり、それまでの余罪も問われて逮捕される。罪状のひとつは、日本で3例目という「決闘罪」だった。
逮捕の直前に、敵対した暴走族のメンバーまでをも含んだ"ANARCHY"というチームを結成するが、18歳の1年間を少年院で送ることになる。ここで、ヒップホップで"上"に行くことをあらためて決意。出院後、チーム"ANARCHY"を解散して、自ら「アナーキー」と名乗るようになった。
2000年には、ジェシーのほか、中学校で出会ったアキオ、隣の中学のトンコとダイキの5人と共に"RUFF NECK"を結成。現在も関わった人間のすべてを巻き込み、"RUFF NECK"の仲間たちとともに荒れたヒップホップ・ロードを疾走中。
……帯に「全員かましたる」とありますが、少なくともボクはガンガンかまされました。
読後@AM2:30、思わず音も達に電話し「Hip Hopとは何か?自分らがこれから為すべきHip Hop的な動きは何か?」と2時間ばかり
でも、それぐらい熱く何かを感じずにはいられない魂のライフストーリーが綴られているのです。ANARCHYファンの方はもちろん、そうじゃない方にも自信を持ってお薦めします(ポプラ社のHPには在庫なしとなってますが、Amazonには若干数の在庫があるようなのでLet'sクリっ!)。
さて、そんなJapanese Gangsterメンタリティ(広義)に触れ、前回の更新では、映画『American Gangster』に関してワケの分からないことを書いたボクですが、絶対にスルーするわけにはいかないブツに出会ったからさぁ大変……そう!
Japanese Gangster!
察しの良い方はタイトルから想像付くかもしれませんが、こちらは、Jay-Z"American Gangster"を和物ネタで調理した驚愕の企画。
Jay-Zと言えば、「Black Album」リリース時にアカペラAlbumも公式リリースし、そのアカペラが用いられたマッシュアップ作品(この頃ですかね、"マッシュアップ"って言葉がHip Hop的に浸透したのって)が次から次に産まれたのも記憶に新しいですよね。例えば……
DJ Dangermouseによる曰く因縁付きまくりの問題作、The Beatlesの「The White Album」とのマッシュアップ、黒と白で「The Gary Album」。
Cheap Cologne は、Metallicaの「Black Album」を用い、2倍黒いってことで「The Double Black Album」。
A Touch Of JazzクルーのKev Brownの手にかかれば、黒から茶色に「The Brown Album」
Pete Rockのは、アフロのJay-Zジャケにすれば良かったですね。
で、今回の「American Gangster」においても、やはりアカペラAlbumがリリースされ、既に世界中のトラックメイカーによる独自の「American Gangster」が、公式・非公式を問わず数多く発表されているわけですが、この"Japanese Gnagster"は随分前から色々な所で話題になってましたね。
数々のMix DVD/CDでもお馴染み、NY在住の日本人DJ・DJ SOULJAH氏と、DJ MUROのエンジニアとしても辣腕を振るう東京在住のSUI氏から成る新鋭Producerチーム=CUT CREATOR$がTrack制作を手掛けるA-1"Japanese Gangster"も疾走感溢れるファンキー・ナンバーで◎ですが、A-3に収録されたDJ XXXLことMURO氏のRemixも同ベクトルながら一層スリリングな感じで◎。
また、切なげなピアノの上ネタで迫るカップリング収録の"Japanese Dreamin"に至っては、フックに「熱いリズムで〜夜に抱かれて〜♪」と歌われる日本語歌謡(なのか?いや、新録?……不明です)を挟み込むJapan Representっぷり。全く違和感ないからスゴイです。
限定12inchは7日の金曜日に発売されたばかりですが、Manhattan Recordsでは既に売り切れでした。9日現在、Disk Unionでは店頭に若干の在庫を発見しましたので、気になった方はお店にBダッシュで!
PS
そもそも今回の"Japanese Gangster"は、PRIMECUTS Presents「JAY-Z JAPANESE GANGSTER」というMix CD(のPro.はCUT CREATOR$で、Co-Pro.にMURO)に収録されていた楽曲なのですが、このMix CD自体がかなり面白いのでお薦めであります。
K-Def(懐っ!)による"Sweet"や、Green Lantern手掛ける"Blue Magic"、先に自身名義での「The Remix Album American Gangster」もリリースしているTRAMP氏の同作にも収録されている"Roc Boys"等……様々なDJ/トラックメイカーによるそれぞれの「American Gangster」が全15曲収録されてるんです。もちろん、DJ SOULJAH氏も「American Gangster」収録曲で使われたネタの数々をMegamix風に調理した"The Samples"で登場。素敵です。
なお、TRAMP氏に関しては、去年末、Explosionの方でもInterview記事が取り上げられてますので、今一度のご拝読を。
PS2
で、"Japanese Gangster"も"Japanese Dreamin"も収録された、そのままズバリなAlbum「Japanese Gangster」もアナログと同時リリースされました。
Youtubeでtrailerを発見しましたので、PCからご覧になっている方は是非!
⇒Jay-Z×CUT CREATOR$×MURO「JAPANESE GANGSTER」(trailer)
なお、DJ XXXL RemixはCDではこちらが初の御目見えとなるので、ご注意を!
PS3(超個人的連絡)
DJ SOULJAHと言えば、5年ぐらいまえに買って死ぬほど聴いたMix CDがあるのですが……えぇっと、部屋のどこを探しても、車の中を漁りまくっても、どこにもありません……。
なんとなく誰かに貸した記憶があるのですが、このジャケにピンと来た方(って言うか近しいラインしか考えられねーじゃんw)はご一報下さい。もう、ずっと探してます……。
2008年02月27日
#28 American Gangster
全国3200万人のHipでHopな紳士淑女の皆様、約一ヶ月ぶりにこんばんび♪
いやぁ、1月はあんなに(自分的に)マメに更新していたのに、なんでこんなに更新が滞っていたかと言うとですね、実は、大怪我をしてましてね……。あ、大怪我って言っても、7人の狼 a.k.a. ブッダとシャカではなくて、手を骨折してましてね……。
それと言うのも、盗んだバイクで走り出そうとしたら運悪く警察に見つかりましてね。それを振り切ろうと試みるも、見事に捕まりボッコボコにShut Em Downされまして。で、そのFight The Powerの最中、利き腕である左手を骨折してしまったのですわ。
……Can't Trust It!
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウのアカデミー主演男優賞コンビ揃い踏み、全米公開に遅れること4ヶ月、日本でも2月1日から公開されている『American Gayngsta』……って、ゲイングスタじゃ、男性のことが好きな男性になっちゃうじゃん、イヤン♪
じゃなくて、『American Gangstarr』を……って、それは、DJ PremierとGuruの鉄板コンビじゃん。よく間違えるんだよね、Gang Starrって綴り。気をつけてね。

いきなり脱線しますけど、雑誌『bmr』でお馴染みの丸屋九兵衛氏が書いたBlack音楽業界にまつわる笑撃のゴシップ/トリビア本『音楽誌が書かないゴシップ無法痴態』を読んだのですが、その中でも誤植の例として、ライムスターが挙げられてましたね。
× Rhymestar
○ Rhymester
よもや間違えて覚えていた方はいらっしゃらないと思いますが、念のため。これも気をつけてね。
と、気をつけた後は、気を取り直しまして……
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウのアカデミー主演男優賞コンビ揃い踏み、全米公開に遅れること4ヶ月、日本でも2月1日から公開されている映画『American Gangster』に関して、今さらながらの「HIP HOP三昧」的Reviewと参りましょう!
まぁ、もう公開から日も随分と経ってますし、多くの方がご覧になられたとTrustすることとして粗筋は簡単に触れるだけにします。
物語は、いじめられっ子で気の優しいフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が、ひょんなことから変身する能力を身に付けることからスタート。
自分の恋人にちょっかいを出すピンプ稼業のリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)をその能力でブチのめすという、近未来のアメリカが舞台のドタバタ格闘ラヴコメです。
……Can't Trust It!
このblogもそうだけど、インターネットの情報なんてさ、どこまでが本当でどこまでがウソかなんて分からないわけだしさ、ましてや本当にその人が書いているかも怪しいわけだしさ、実際、今回の記事も32くんの代わりに妹のアタシが書いているくらいだしぃー。
それは何もネットに限らず、事実が脚色されたTVやパブリシティが巧妙に混ぜられた雑誌もそうだし、政府の発表や昨今巷を騒がす食品表示なんかがイイ例でしょぅー?
そんなこんな諸々をね、Public Enemyって、首からデカい時計をぶら下げたヘンテコリンな人達がこう訴えたの。
Can't Trust It
ってね。もうね、詰まる所、映画『American Gangster』のテーマはコレなのよ、コレ。
じゃ、今日はこれでお終い。
……Can't Trust It!
……はい、1ヶ月ぶりに長い文章を書くと、なかなか本編に進むタイミングが掴めなくて苦労してます。が、こういう斜め読みされかねない部分を考えるのが最も時間がかかる作業であるにも関わらず、自分としては書いてて一番楽しいのは秘密です。
参りましょう!レイトショー(1200円)を前売り券(1300円)で見るという愚行をかましてしまった『American Gangster』、本筋は完璧に無視、HipでHopな皆さんにチェックしてもらいたいポイントの数々を列挙であります!
※以下、説明のために映画の内容に触れてます。「これから絶対に観る!」って決めてる方は見終わった後にご拝読頂く事をお薦めします。でも、一度でも観た方には「そうそう!」と思いながら読んで頂けると幸いです。
●Common
フランクの弟は5人いるのですが、その一人、ターナー・ルーカスを演じるCommonは、Aliciaと共演した『Smockin' Ace』に続き、演技っていうよりもいつも通り、そのままな感じ。うん、いつものCommonなんて知らないけど、なんとなく。

キアヌ・リーヴス主演の『The Night Watchman』(『Street Kings』?どっち?)、アンジェリーナ・ジョリーと共演する『Wanted』など、これから全米公開される映画にも出演済みのようですが、演技の幅がどのように広がるのかが気になる所です。
ちなみに、
「演技をやるようになって、音楽がより自由に作れるようになったんだ。だってオレはもう収入を音楽からだけ得てるわけじゃないから、それだけプレッシャーを感じなくて済むんだよ」
とMTVの取材に語っていたCommon。「Finding Forever」に続く新作「the Believer」の製作中&11月にリリースのようですし、Q-Tipとのコラボレートユニット=the Standardについても「コンセプトを固めようとしてきて、制作を続けてるよ」とコメントしてます。こちらは大いに気になる所です。
●T.I.
Tipと言えば、Q-Tipだけでなく、Tip Harrisもお忘れなく。エンドロールにも、しっかりとTIP Harrisとクレジットされているのが、そう、T.I.であります。
なんと、Commonの息子(!)スティーブ役で、ATLブレーブス……ではなくNYヤンキース入団に憧れる野球少年を熱演。勝手に思い描いていたモノとはイイ意味で予想を裏切られまして、あどけなさの残る笑顔のフレッシュな好青年役でした(もちろんNew Eraではない帽子のかぶり方も普通だし)。しかし、とても153km/hの剛速球を投げれそうなガタイはしてませんけどね……。

そんなT.I.、物語の中盤、フランクおじさんに憧れることを吐露し、プロ野球選手ではなくヤクの運び屋となり、終盤の銃撃戦では警官に撃たれて死んでしまいます(ちなみに、先日、音も達とこの話をしてたら「ってかさ、映画の中でルーカス一家で死んだのって、T.I.だけだよね」と言われ、なるほど!と納得しました)。
さて、この銃撃戦の舞台となる麻薬製造アジトが発覚する原因となったのは、警察と取引をしたファミリーの一人が身に付けた盗聴器のためなのですが、これを見ていて、「うわぁ、T.I.、銃&盗聴に関しては色んな意味でふんだりけったりだなぁ……」と思ったのはボクだけじゃないはず。
覚えてますか?『American Gnagster』公開の約1ヶ月前となる10月13日、未登録銃の不法所持と銃所持法違反でT.Iが逮捕されたことを。
T.I.の依頼で銃を買いに行ったのは彼のボディーガードなのですが、そのボディーガードというのが、どーも警察の息がかかっていた人物のようで、T.I.との電話での会話をATF(司法省管轄の連邦捜査局でアルコール、タバコ、銃器、爆発物の取締局)に盗聴させていたそうな。
となると、その取引は当然の如く筒抜け。取引相手の武器ディーラーに扮したおとり捜査官によってボディガードは逮捕、というか協力、で、あっさりと裏切られた形の依頼主のT.I.も逮捕となったわけです。
続報が入ってこないので、T.I.は今も自宅軟禁中なんだと思いますが、『American Gangster』の完成版は何らかの形で観ているはず。うーん、シュールだ……。
●RZA
そんなルーカス・ファミリーの2人と反して、リッチー・ロバーツ率いる特別麻薬捜査班警察方の一員のジョーンズ役を演じるのが、ご存知Wu-Tang総帥であるRZA。アフロヘアにサングラス、なのに、そっちサイドとは……。

登場してすぐの捜査会議的な場面で映るタンクトップ姿のRZAの左肩には、しっかりとWuのタトゥーが入ってます。時代設定は70年代初頭なのに、Wuのマーク。流石です。
件の銃撃戦の際も、RZAは重要な役回りを担ってまして、麻薬の溺れたジャンキーのフリをして、警官群がアジトに突入する契機を作り出します。で、そのジャンキーのフリが、ほんと、すげぇ上手い(笑)。
「オレだよ、ブガルーだよ」
ってフラフラ歩きながら言ってますが、ブガルーって……誰?何?Boogaloo?
※ブーガルー(Boogaloo, Bugalu)は、1965年から1970年ごろにかけて主にニューヨークで流行したラテン音楽の一種。リズム・アンド・ブルース、ソウル、ロックンロールなどの米国のポップミュージックとキューバ〜カリブ系のラテン音楽が混合されたサウンドが特徴(Sampling from Wikipedia)。
●Anthony Hamilton
と、Hip Hop勢の出演ばかりに注目してきましたが、地味に見逃し、いや、聴き逃せないのが、Anthony Hamiltonの歌声でしょう。
ルーカスとエヴァが出会うこととなるclub「SMALLS」のステージ上で歌っているSingerがいるのですが、それがAnthony Hamilton(エンドロールでも、「Funk Band Singer」とクレジットされてます)。
彼が劇中で歌い上げるのは、映画O.S.Tにも収録されている新録の2曲。
まずは、Hank Shocklee製作の軽快なファンク・ナンバーである"Stone Old"、そして、Commonがチャンネーとキスをしているシーンともピッタリなメロウネス溢れる"Do You Feel Me"であります。どちらも映画に合わせたソウルフルな仕上がりで全く違和感なし。
"Do You Feel Me"に関しては、その場面+映画の他のシーンと合わせた形の映像付きでYoutubeに落ちてますので、良かったらご覧になってみてください。
⇒ Anthony Hamilton / "Do You Feel Me"
●Hank Shocklee
で、そのO.S.T.には、Hank Shocklee制作のファンクなオリジナル・スコアも4曲ほど収録されているのですが、Hank Shocklee(ハンク・ショックリー)の名に反応しちゃったアナタは立派なHip Hop ジャンキー。
……そう!初期Public EnemyサウンドやIce Cube「AmeriKKKa's Most Wanted」での豪腕仕事で知られるプロダクション・チーム=The Bomb Squadの中核を担った人物である、Hank Shockleeその人なんですから!(画像の一番左端の顔が半分見えてない人ね)

一体誰がこのO.S.T.の選曲・人選をしたのか分かりませんが、ある意味、Jay-Z「American Gangster」とセットで語られるべき価値のある内容ですな、これは。その最たる理由は、なんと言っても……
●Public Enemy
映画のラスト、ルーカスが刑務所から出所する雪の舞うシーンで流れるのがP.E.の"Can't Trust It"なんですもん!Hank Shocklee!
しかも、何が憎いって、この"Can't Trust It"がリリースされたのは1991年。ルーカス釈放も1991年ですよ。
かぁーーーーーーっ!!!!!!これにはヤられた!!!!!!!
もちろん、曲の意味的にもチリバツ。最高です。
それでは、お送りします。今週の注目曲、Public Enemyで、"Can't Trust It"をどーぞ♪
⇒ Public Enemy / "Can't Trust It"
劇中、リッチー・ロバーツが相棒であるジェイと会話する箇所で、「警官は信用できない警官を殺すんだ」みたいなことを言うのですが、それを英語そのままで書き出すと
Cop kills Cop who can't trust it.
……正に、"Can't Trust It"!
また、TVに映し出されたニクソン大統領(だよね?)が、ベトナム戦争で東南アジアに駐留している米兵の間に、現地の安価な阿片やヘロインが蔓延している状況を踏まえ、「アメリカの最大の敵は麻薬だ」的な発言をする場面もあるのですが、それを英語そのままで書き出すと
America's Public Enemy No.1 is うんたらかんから
……正に、"Public Enemy No.1"!
ちなみに、映画とは直接は関係ありませんが、アメリカ合衆国における人種偏見を終わらせるための非暴力抵抗運動によってノーベル平和賞受賞、その後、泥沼化するベトナム戦争に対する反戦集会にも大きな影響を与えた公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr)牧師が暗殺されたのは、ベトナム戦争の最中、1968年4月4日のことでした。
……とまぁ、こんなような『American Gangster』話を先週の金曜日も飲みながら音も達と話していたわけですが、そこでポロリと「で、最後の最後、あれ、誰なんですかね?」と言われ、ボク、目が点。所さんの目がテン。
32 「え?最後って、あの"Can't Trust It"が流れるシーンじゃなくて?」
音も達 「いや、エンドロールの後に、もうワンシーンあったじゃないですか?」
32 「……あ、ああ、あれね、うーん、分からなかったなぁ」
音も達 「まぁ、一瞬光っただけですしね」
32 「……だ、DA.YO.NE」
……皆さん、映画は最後の最後まで席を立ってはいけません。
ちっとも苦じゃない本編2時間37分が終わった後、"Can't Trust It"の2nd Verseから突入するエンドロール、この最後に、問題の映像が残されていたのです。
正直に言います。
公開2日目にジョカノと一緒にキャラメルポップコーン片手に観ていたくせに、エンドロールでさくっと映画館を後にしてしまったボクは、何かに急き立てられるように、先日、2度目の鑑賞を敢行しました。もちろん、一人で。
Jay-Zの先行シングルが何故に"Blue Magic"と言うタイトルなのかなど、最早、どーでもいいことでした。
映画の内容よりも、今回の記事用に、この2回目の鑑賞中にせっせと暗闇の中でメモしてることを隣のプルカツにチラ見されたのも、最早、どーでもいいことでした。
で、「お腹空いたね♪」とエンドロールの最中に席を立ったそのプルカツに対して、けっ、おめーらが食いたいのはお互いのアソコだろボケェと心の中で悪態ついたのも、最早、どーでもいいことでした。
そう、全ては、ただ、最後のワン・シーンのための1800円。いや、キャラメルポップコーンとコーラが付いて2300円。
エンド・ロールが終わると、そこは、Jay-Z「American Gangster」のジャケそのまま、椅子が机にひっ繰り返されて乗せられた、あの青白い光に覆われた部屋。
奥からコートをまとった黒い影の男が一人近づいてくる。
こちらに最も近づいた瞬間に胸元から抜く銃。
銃が火を噴く。
その刹那、閃光に照らされる男の顔。
それはなんと、
…
……
………
まさかまさかのChuck D!
……Can't Trust It!
あれですよ、こういうのはね、ネットで書いてあることを鵜呑みにしたりするのではなく、自分の目で見て自分で判断、自分の耳で聴いて自分で判断ですよ。
かつてPublic Enemyはこうも言っていたじゃないですか。
Don't Believe The Hype.
と。
でも、一つだけHypeじゃないことは確かでしょう。
それは、映画『American Gangster』が名作であるということ。ボクも絶対に3回目を見ます。
……だって、2度目のエンドロールの最中に、Smalls Patronという役でFab 5 Freddy(は、映画のProduction Consultantも担う)がカメオ出演しているのに気が付いてしまったから(汗)。
……Smalls Patronって、どこの場面の誰のこと?
……素でワカリマセン(涙)

3度目の鑑賞に備え、またじっくりとJay-Z「American Gangster」とO.S.T.盤を聴きながら、原作を読もう、そして、2007年に25周年を記念したデラックス・エディション2枚組CDも出た映画『Wild Style』をもう一度観ようと心に堅く誓った夜でした。
PE……じゃなくて、PS
なお、Hypeは<誇大宣伝・いんちき>の意味ですが、他にも<麻薬の皮下注射(器・針)><麻薬常用者・麻薬の売人>という意味もあります。
Don't Believe The Hype.
深ぇ。
いやぁ、1月はあんなに(自分的に)マメに更新していたのに、なんでこんなに更新が滞っていたかと言うとですね、実は、大怪我をしてましてね……。あ、大怪我って言っても、7人の狼 a.k.a. ブッダとシャカではなくて、手を骨折してましてね……。
それと言うのも、盗んだバイクで走り出そうとしたら運悪く警察に見つかりましてね。それを振り切ろうと試みるも、見事に捕まりボッコボコにShut Em Downされまして。で、そのFight The Powerの最中、利き腕である左手を骨折してしまったのですわ。
……Can't Trust It!
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウのアカデミー主演男優賞コンビ揃い踏み、全米公開に遅れること4ヶ月、日本でも2月1日から公開されている『American Gayngsta』……って、ゲイングスタじゃ、男性のことが好きな男性になっちゃうじゃん、イヤン♪
じゃなくて、『American Gangstarr』を……って、それは、DJ PremierとGuruの鉄板コンビじゃん。よく間違えるんだよね、Gang Starrって綴り。気をつけてね。
いきなり脱線しますけど、雑誌『bmr』でお馴染みの丸屋九兵衛氏が書いたBlack音楽業界にまつわる笑撃のゴシップ/トリビア本『音楽誌が書かないゴシップ無法痴態』を読んだのですが、その中でも誤植の例として、ライムスターが挙げられてましたね。
× Rhymestar
○ Rhymester
よもや間違えて覚えていた方はいらっしゃらないと思いますが、念のため。これも気をつけてね。
と、気をつけた後は、気を取り直しまして……
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウのアカデミー主演男優賞コンビ揃い踏み、全米公開に遅れること4ヶ月、日本でも2月1日から公開されている映画『American Gangster』に関して、今さらながらの「HIP HOP三昧」的Reviewと参りましょう!
まぁ、もう公開から日も随分と経ってますし、多くの方がご覧になられたとTrustすることとして粗筋は簡単に触れるだけにします。
物語は、いじめられっ子で気の優しいフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が、ひょんなことから変身する能力を身に付けることからスタート。
自分の恋人にちょっかいを出すピンプ稼業のリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)をその能力でブチのめすという、近未来のアメリカが舞台のドタバタ格闘ラヴコメです。
……Can't Trust It!
このblogもそうだけど、インターネットの情報なんてさ、どこまでが本当でどこまでがウソかなんて分からないわけだしさ、ましてや本当にその人が書いているかも怪しいわけだしさ、実際、今回の記事も32くんの代わりに妹のアタシが書いているくらいだしぃー。
それは何もネットに限らず、事実が脚色されたTVやパブリシティが巧妙に混ぜられた雑誌もそうだし、政府の発表や昨今巷を騒がす食品表示なんかがイイ例でしょぅー?
そんなこんな諸々をね、Public Enemyって、首からデカい時計をぶら下げたヘンテコリンな人達がこう訴えたの。
Can't Trust It
ってね。もうね、詰まる所、映画『American Gangster』のテーマはコレなのよ、コレ。
じゃ、今日はこれでお終い。
……Can't Trust It!
……はい、1ヶ月ぶりに長い文章を書くと、なかなか本編に進むタイミングが掴めなくて苦労してます。
参りましょう!
※以下、説明のために映画の内容に触れてます。「これから絶対に観る!」って決めてる方は見終わった後にご拝読頂く事をお薦めします。でも、一度でも観た方には「そうそう!」と思いながら読んで頂けると幸いです。
●Common
フランクの弟は5人いるのですが、その一人、ターナー・ルーカスを演じるCommonは、Aliciaと共演した『Smockin' Ace』に続き、演技っていうよりもいつも通り、そのままな感じ。うん、いつものCommonなんて知らないけど、なんとなく。
キアヌ・リーヴス主演の『The Night Watchman』(『Street Kings』?どっち?)、アンジェリーナ・ジョリーと共演する『Wanted』など、これから全米公開される映画にも出演済みのようですが、演技の幅がどのように広がるのかが気になる所です。
ちなみに、
「演技をやるようになって、音楽がより自由に作れるようになったんだ。だってオレはもう収入を音楽からだけ得てるわけじゃないから、それだけプレッシャーを感じなくて済むんだよ」
とMTVの取材に語っていたCommon。「Finding Forever」に続く新作「the Believer」の製作中&11月にリリースのようですし、Q-Tipとのコラボレートユニット=the Standardについても「コンセプトを固めようとしてきて、制作を続けてるよ」とコメントしてます。こちらは大いに気になる所です。
●T.I.
Tipと言えば、Q-Tipだけでなく、Tip Harrisもお忘れなく。エンドロールにも、しっかりとTIP Harrisとクレジットされているのが、そう、T.I.であります。
なんと、Commonの息子(!)スティーブ役で、ATLブレーブス……ではなくNYヤンキース入団に憧れる野球少年を熱演。勝手に思い描いていたモノとはイイ意味で予想を裏切られまして、あどけなさの残る笑顔のフレッシュな好青年役でした(もちろんNew Eraではない帽子のかぶり方も普通だし)。しかし、とても153km/hの剛速球を投げれそうなガタイはしてませんけどね……。
そんなT.I.、物語の中盤、フランクおじさんに憧れることを吐露し、プロ野球選手ではなくヤクの運び屋となり、終盤の銃撃戦では警官に撃たれて死んでしまいます(ちなみに、先日、音も達とこの話をしてたら「ってかさ、映画の中でルーカス一家で死んだのって、T.I.だけだよね」と言われ、なるほど!と納得しました)。
さて、この銃撃戦の舞台となる麻薬製造アジトが発覚する原因となったのは、警察と取引をしたファミリーの一人が身に付けた盗聴器のためなのですが、これを見ていて、「うわぁ、T.I.、銃&盗聴に関しては色んな意味でふんだりけったりだなぁ……」と思ったのはボクだけじゃないはず。
覚えてますか?『American Gnagster』公開の約1ヶ月前となる10月13日、未登録銃の不法所持と銃所持法違反でT.Iが逮捕されたことを。
T.I.の依頼で銃を買いに行ったのは彼のボディーガードなのですが、そのボディーガードというのが、どーも警察の息がかかっていた人物のようで、T.I.との電話での会話をATF(司法省管轄の連邦捜査局でアルコール、タバコ、銃器、爆発物の取締局)に盗聴させていたそうな。
となると、その取引は当然の如く筒抜け。取引相手の武器ディーラーに扮したおとり捜査官によってボディガードは逮捕、というか協力、で、あっさりと裏切られた形の依頼主のT.I.も逮捕となったわけです。
続報が入ってこないので、T.I.は今も自宅軟禁中なんだと思いますが、『American Gangster』の完成版は何らかの形で観ているはず。うーん、シュールだ……。
●RZA
そんなルーカス・ファミリーの2人と反して、リッチー・ロバーツ率いる特別麻薬捜査班警察方の一員のジョーンズ役を演じるのが、ご存知Wu-Tang総帥であるRZA。アフロヘアにサングラス、なのに、そっちサイドとは……。
登場してすぐの捜査会議的な場面で映るタンクトップ姿のRZAの左肩には、しっかりとWuのタトゥーが入ってます。時代設定は70年代初頭なのに、Wuのマーク。流石です。
件の銃撃戦の際も、RZAは重要な役回りを担ってまして、麻薬の溺れたジャンキーのフリをして、警官群がアジトに突入する契機を作り出します。で、そのジャンキーのフリが、ほんと、すげぇ上手い(笑)。
「オレだよ、ブガルーだよ」
ってフラフラ歩きながら言ってますが、ブガルーって……誰?何?Boogaloo?
※ブーガルー(Boogaloo, Bugalu)は、1965年から1970年ごろにかけて主にニューヨークで流行したラテン音楽の一種。リズム・アンド・ブルース、ソウル、ロックンロールなどの米国のポップミュージックとキューバ〜カリブ系のラテン音楽が混合されたサウンドが特徴(Sampling from Wikipedia)。
●Anthony Hamilton
と、Hip Hop勢の出演ばかりに注目してきましたが、地味に見逃し、いや、聴き逃せないのが、Anthony Hamiltonの歌声でしょう。
ルーカスとエヴァが出会うこととなるclub「SMALLS」のステージ上で歌っているSingerがいるのですが、それがAnthony Hamilton(エンドロールでも、「Funk Band Singer」とクレジットされてます)。
彼が劇中で歌い上げるのは、映画O.S.Tにも収録されている新録の2曲。
まずは、Hank Shocklee製作の軽快なファンク・ナンバーである"Stone Old"、そして、Commonがチャンネーとキスをしているシーンともピッタリなメロウネス溢れる"Do You Feel Me"であります。どちらも映画に合わせたソウルフルな仕上がりで全く違和感なし。
"Do You Feel Me"に関しては、その場面+映画の他のシーンと合わせた形の映像付きでYoutubeに落ちてますので、良かったらご覧になってみてください。
⇒ Anthony Hamilton / "Do You Feel Me"
●Hank Shocklee
で、そのO.S.T.には、Hank Shocklee制作のファンクなオリジナル・スコアも4曲ほど収録されているのですが、Hank Shocklee(ハンク・ショックリー)の名に反応しちゃったアナタは立派なHip Hop ジャンキー。
……そう!初期Public EnemyサウンドやIce Cube「AmeriKKKa's Most Wanted」での豪腕仕事で知られるプロダクション・チーム=The Bomb Squadの中核を担った人物である、Hank Shockleeその人なんですから!(画像の一番左端の顔が半分見えてない人ね)
一体誰がこのO.S.T.の選曲・人選をしたのか分かりませんが、ある意味、Jay-Z「American Gangster」とセットで語られるべき価値のある内容ですな、これは。その最たる理由は、なんと言っても……
●Public Enemy
映画のラスト、ルーカスが刑務所から出所する雪の舞うシーンで流れるのがP.E.の"Can't Trust It"なんですもん!Hank Shocklee!
しかも、何が憎いって、この"Can't Trust It"がリリースされたのは1991年。ルーカス釈放も1991年ですよ。
かぁーーーーーーっ!!!!!!これにはヤられた!!!!!!!
もちろん、曲の意味的にもチリバツ。最高です。
それでは、お送りします。今週の注目曲、Public Enemyで、"Can't Trust It"をどーぞ♪
⇒ Public Enemy / "Can't Trust It"
劇中、リッチー・ロバーツが相棒であるジェイと会話する箇所で、「警官は信用できない警官を殺すんだ」みたいなことを言うのですが、それを英語そのままで書き出すと
Cop kills Cop who can't trust it.
……正に、"Can't Trust It"!
また、TVに映し出されたニクソン大統領(だよね?)が、ベトナム戦争で東南アジアに駐留している米兵の間に、現地の安価な阿片やヘロインが蔓延している状況を踏まえ、「アメリカの最大の敵は麻薬だ」的な発言をする場面もあるのですが、それを英語そのままで書き出すと
America's Public Enemy No.1 is うんたらかんから
……正に、"Public Enemy No.1"!
ちなみに、映画とは直接は関係ありませんが、アメリカ合衆国における人種偏見を終わらせるための非暴力抵抗運動によってノーベル平和賞受賞、その後、泥沼化するベトナム戦争に対する反戦集会にも大きな影響を与えた公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr)牧師が暗殺されたのは、ベトナム戦争の最中、1968年4月4日のことでした。
……とまぁ、こんなような『American Gangster』話を先週の金曜日も飲みながら音も達と話していたわけですが、そこでポロリと「で、最後の最後、あれ、誰なんですかね?」と言われ、ボク、目が点。所さんの目がテン。
32 「え?最後って、あの"Can't Trust It"が流れるシーンじゃなくて?」
音も達 「いや、エンドロールの後に、もうワンシーンあったじゃないですか?」
32 「……あ、ああ、あれね、うーん、分からなかったなぁ」
音も達 「まぁ、一瞬光っただけですしね」
32 「……だ、DA.YO.NE」
……皆さん、映画は最後の最後まで席を立ってはいけません。
ちっとも苦じゃない本編2時間37分が終わった後、"Can't Trust It"の2nd Verseから突入するエンドロール、この最後に、問題の映像が残されていたのです。
正直に言います。
公開2日目にジョカノと一緒にキャラメルポップコーン片手に観ていたくせに、エンドロールでさくっと映画館を後にしてしまったボクは、何かに急き立てられるように、先日、2度目の鑑賞を敢行しました。もちろん、一人で。
Jay-Zの先行シングルが何故に"Blue Magic"と言うタイトルなのかなど、最早、どーでもいいことでした。
映画の内容よりも、今回の記事用に、この2回目の鑑賞中にせっせと暗闇の中でメモしてることを隣のプルカツにチラ見されたのも、最早、どーでもいいことでした。
で、「お腹空いたね♪」とエンドロールの最中に席を立ったそのプルカツに対して、けっ、おめーらが食いたいのはお互いのアソコだろボケェと心の中で悪態ついたのも、最早、どーでもいいことでした。
そう、全ては、ただ、最後のワン・シーン
エンド・ロールが終わると、そこは、Jay-Z「American Gangster」のジャケそのまま、椅子が机にひっ繰り返されて乗せられた、あの青白い光に覆われた部屋。
奥からコートをまとった黒い影の男が一人近づいてくる。
こちらに最も近づいた瞬間に胸元から抜く銃。
銃が火を噴く。
その刹那、閃光に照らされる男の顔。
それはなんと、
…
……
………
まさかまさかのChuck D!
……Can't Trust It!
あれですよ、こういうのはね、ネットで書いてあることを鵜呑みにしたりするのではなく、自分の目で見て自分で判断、自分の耳で聴いて自分で判断ですよ。
かつてPublic Enemyはこうも言っていたじゃないですか。
Don't Believe The Hype.
と。
でも、一つだけHypeじゃないことは確かでしょう。
それは、映画『American Gangster』が名作であるということ。ボクも絶対に3回目を見ます。
……だって、2度目のエンドロールの最中に、Smalls Patronという役でFab 5 Freddy(は、映画のProduction Consultantも担う)がカメオ出演しているのに気が付いてしまったから(汗)。
……Smalls Patronって、どこの場面の誰のこと?
……素でワカリマセン(涙)
3度目の鑑賞に備え、またじっくりとJay-Z「American Gangster」とO.S.T.盤を聴きながら、原作を読もう、そして、2007年に25周年を記念したデラックス・エディション2枚組CDも出た映画『Wild Style』をもう一度観ようと心に堅く誓った夜でした。
PE……じゃなくて、PS
なお、Hypeは<誇大宣伝・いんちき>の意味ですが、他にも<麻薬の皮下注射(器・針)><麻薬常用者・麻薬の売人>という意味もあります。
Don't Believe The Hype.
深ぇ。
